写真が無いお話です。
退屈かもぉーと思われましたら、スルーしてくださいね。
ここんとこ・・・食べもののの事がとても気になります。
しかも、体や心の為の・・・
なんか今さらなようですが・・・
今までとはちと違う。
思い返せば、始まったのは出産後?
もっと前・・・20代前半の頃。
会社の帰りにお酒を飲む機会が増えたある日の朝・・・
大嫌いだったトマトジュースがむしょーに飲みたくなって
ゴクゴク飲んだあの時
体って、必要なものを欲するんだなぁって気がついて
えらく感動したものでした。
先に結婚した友人が、
食べものはもちろんの事
生活に使う日用品に安全なものを使う姿を見たのもその一つだったのかも。
アルミの鍋は何とか言うものが食べの物に入るので良くないからと、
ステンレス多層構造の鍋を使い
無水カレーを作ったり、手作りのおやつを作ったり・・・
悪い事とは思わないけど、何となく情報供給源から踊らされているんじゃねぇの?
なんて感じてしまうほど・・・夢中になってやっていたようでした。
当時は私もまだ洋服屋で働いていた頃でしたし、
もちろん独身でしたので家族の食事の心配なぞすることも無く・・・
なので・・・
安全な食べものに対して深い興味も感じず・・・・
彼女の思いは受け止めていたけど
自分の生活をどうしようなんて考えもしませんでした。
その後一年ばかり、
彼女から教えられた小さな料理学校に通って家庭料理を習ってみました。
高校の頃、毎週あった調理実習(家政コース)に比べて
全く比にならないほどの裏技攻撃・・・・
ちょっとしたコツが教えてもらえたり・・・・
料理っていうか、こうやって作ることの面白さに開眼。
コレだけがキッカケではなかったけど・・・
どんどん飲食の世界にどっぷりとぉー
職業まで変えて飛び込んだ飲食業の世界でしたが、
夢半ばで転勤族になりましたので・・・・
食べものの事を考えるのはのは家庭の中だけになってしまいました。
その後、ご懐妊・・・出産。
アトピーは友人の子育てを見ておりましたので、
こういうことってあるんだなぁっと思うくらいでしたのに
まさか自分の子どもに症状が出てくるとは・・・
で、社宅の奥さんの紹介で
当時釧路にやって来たばかりの『生活クラブ』の組合員に・・・・
生活クラブの会員の方たちは、安全な食べものに対する思いの強い方が多かったのですが
クラブ内に出来たアトピッ子ママの会のママたちのすごさ・・・脱帽でした。
私も、お砂糖や果物を控えたり米を酒米にしたり粘りの少ないものに変えたり・・・
あの手この手で取り組んだりもしましたが
わたしなぞ、まだまだ・・・・・
経験豊かなお母様方の情報は素晴らしく・・・・
食べもののみならず、環境の事までもものすごく勉強されている方ばかりで
知ってしまうと恐ろしい話も沢山・・・・・
その中にもアトピーの症状が重症の子どもさんを
二人育てているお母様がいました。
上のお兄ちゃんは、白身魚に接触しただけで
アナフィラキーショック(?)を起こすそう(他にも色々)。
下のボクちゃんはもっと重症で
産後1ヶ月の段階で全身がドロドロになったそう・・・
しかも お医者さんから「ステロイドを接種しないと、栄養を取れずに死んでしまいますよ」
と言われたそうです
(母乳はもちろんのことアレルギー対応のミルクも取れなかったそうです。)。
もちろん、接種した直後・・・・
症状はキレイになったけど重いリバウンドとの戦いが始まったそうです。
私が始めてボクちゃんに出会ったときは3,4歳くらいでしたが、
すでに足が曲がり始めておりました。
詳しい事はわからないのですが、その薬はCaの吸収に何か問題が出るらしく
くる病の症状なんだそうです。
そのお母さん、ものすごくたくましくって・・・
(このままでは、強い薬が無ければ何も食べる事ができないなんてイヤだと・・・)
お医者さんの意見を右から左へ軽く受け流し
自力で子ども達に合う乗り越える方法を見つけたそう。
どうやら彼らには腸内菌のバランスを良くする方法が合ったらしく・・・・・・
なんとステロイドも病院から出されるCaも止めたそう。
子どもに少しでも安全で安心な食べものを食べさせる為の努力を惜しまずに
取り組んでいらっしゃいました。
その時、作っていた料理が今で言う「粗食」と呼ばれる物のような
メニューでした・・・いや・・・もっと粗食かも・・・
何でも味付けは塩のみ・・・・お豆もお野菜も何でも塩味で調理するそう。
ただ、このまま行くつもりはな無かったようで、
少しづつ少しづつ、食べられるものを増やそうと頑張っていらっしゃいました。
(今、思えばこれってマクロビ的食生活?)
私は、詳しい勉強をしたものではないのでこういう場所に書いていいものか
解りませんが・・・・・
私自身はアトピーはありませんでした
主人は、敏感な鼻で・・・温度の変化で鼻水が出る人(ある意味アレルギーなんでしょうけど)
その程度なのに、娘がナゼ?と思ったものでしたが・・・
育っている環境が変わってきてるから?本人じゃなくて親の・・・・
私達を生んでくれた両親は戦前戦後を生きた人たち・・・食べものは粗食が多かった。
もちろん、合成洗剤も無い時代でしたし・・・
その時代に育った体で
私自身は健康に生んでもらえたけど、
経済成長の時代
私はインスタント食品や添加物たっぷりの食べものにたっぷりまみれて大きくなりました。
コレが原因とは思いたくないけど・・・・
100%違うとも言えないような気もします。
私達の周りには、安全そうな顔をして実は危険なものがいっぱいあって
避けようとすれば避けられるかもしれないけど
変えてしまうと
今までよりちょっと不便な暮らしだったり、今まで食べていた味じゃなくなったり・・・・
楽チンなことから、なかな抜け出せないまま10数年も主婦として母として来てしまいました。
運よく、健康に育った娘ですが
やはり大人になってチャンスがあれば
健康に赤ちゃんを産んで欲しいと思うのです。
最近・・・・
しばらくの間おざなりになっていた食生活
やっと軌道修正を始められるようになってきました。
安全な食事を提供してくれるお店に出会って
美味しいお食事を頂いてみると、
なんて体に気持ちの良いお食事なんだろうと思います。
沢山食べても(食べちゃいけないんでしょうけど)胸焼けしなくて・・・・
食べた後、体中にサラサラしたものが流れるような感覚。
お肉もお魚も、完全に止めてしまえるほど
潔くは無いので・・・(トホホ)
我が家は、やっぱり『なんちゃってマクロビ?』
マクロビは受け止める人によってやり方や考え方がまったく違うようなお話。
参考の一部にさせて頂くとかして・・・・
私なりにできる、体と心と口に優しいご飯への道。
まずは、雑穀を混ぜたご飯から始めましたが、
娘も気に入ってくれたので玄米ご飯も定着しつつあります。
毎回のお食事に野菜の比重がかなり大きくなりつつあります。
以前聞いた、
中医学の先生の話の医食同源も気になるし・・・・
食育の話や
マクロビオティックの先生の話・・・・・
ハーブやアロマテラピー・・・
無農薬の庭仕事や野菜作り
強い添加物を避けた安全な調味料・・・(もちろん、全部は無理だけど)
薄ボンヤリと目の前に新しい道が開けているような気がします。